自分の代名詞を探していた僕が「キクミチ」にたどり着くまでの話

「自分だけのコンテンツが欲しい」

キクミチを始める前、僕はそう願いながらも、具体的な一歩を踏み出せずにいました。

「どうすれば自分の経験を収益化できるだろう?」

そんな思いが頭を駆け巡り、とくにnoteやTipsでの教材販売のことばかり考えていました。

しかし、「売れる実績がない自分に、独自のコンテンツなんて作れない」という思い込みに縛られ、実際には何も進んでいませんでした。

有料noteを作ろうとしても、途中で手が止まってしまう、、、、

「自分に売れる実績なんてない」
「誰かに価値を提供できるのだろうか?」

迷いが常に心の中にあり、周りの仲間たちが成果を出していく姿と自分を比べては、どんどん自分が嫌になっていきました。

焦り、劣等感、自信のなさ

負の感情が渦巻く日々でした。

目次

きっかけは、ふとした一言から

ある日、ワーケーション中にゆうかさんと雑談をしていた時でした。

「実績のある人にインタビューするコンテンツって、おもしろいですよね」

どぅかーーーーん!!!

これだーーーーー!!

この言葉で、心に雷が打たれました。

それまで「自分のコンテンツを持つには、まず何か大きな実績を作り、それを教材として販売しなければならない」という固定観念に縛られていました。

僕にとって、「学ぶためにインタビューする」という発想は

「その手があったか!」

という衝撃的な気づきでした。

実績がないからこそ、実績のある人に学びに行く。

そのプロセス自体が、価値あるコンテンツになるのだと。

「ああ、僕がインタビューしてもいいんだ」
「学びたければ、話を聞きに行けばいいんだ」
「学びを共有すればいいんだ」

心の中で何かがカチッとはまる感覚がありました。

この一言がキクミチの始まりだったと思うと、人との会話の力の大きさを改めて感じます。

アイデアは、一人で考えているだけでは生まれない。

人と話すからこそ出会えるものがあるのだと実感しました。

「これなら、自分にもできるかも」― キクミチの具体的な姿

「キクミチ」は、おもにWebライターとして実績を築いてこられた方々にお話を伺い、これまでのリアルな経験談や具体的なノウハウを共有していくインタビュー企画です。

将来的には、Webライターという枠にとどまらず、さまざまな分野で活躍する

  • フリーランス
  • 個人事業主
  • 副業

で成果を上げている方々にもインタビューの輪を広げていきたいと考えています。

僕がこの企画で目指しているのは、リスナーの方々がインタビューを聞いて

「こんなやり方があったのか!」

という新しい発見を得たり、ご自身の行動にすぐに活かせる具体的なヒントを見つけたりすること。

さらに、オープンチャットなども活用して、リスナーが気軽に質問したり、他のリスナーと学びを深めたりできるような、双方向のコミュニケーションが生まれる場も作っていきたいと思っています。

*公式LINEに登録するとオープンチャットのURLが送られてきます。

僕はもともと漫才をやっていた経験があり、人と話すのは得意な方でした。

友人と漫才を披露するよーた(右)

とくに漫才ではツッコミを担当していたので、相手の言葉の意図を汲み取ったり、話の核心を捉えて深掘りしたり、ときにはユーモアを交えて場を和ませたりするスキルが自然と身についていたように思います。

あと、ネタを作るのは僕でした!!

相手のちょっとした言葉の綾や、言葉の裏にある本質を「拾う」ことで、リラックスした雰囲気の中で本音を引き出します。

最近では「声がいいですね」「話を引き出すのがうまい」と言ってもらえることも増え、

「もしかしたら、この“話す力”を活かせる企画なら、自分に合っているかもしれない」

そう感じています。

しかも、インタビューは自分が一番学べる上に、誰かの学びにもつながる。

「インタビューなら、自分の“武器”を活かせるかもしれない」
「誰かに聴いてもらえるかもしれない」

そう感じたとき、不思議と前に進む勇気が湧いてきました。

「やってみたい」という感情の正体

もちろん、不安がなかったわけではありません。

「本当に自分にできるのか?」
「誰も協力してくれなかったらどうしよう」

そんな気持ちは常にありました。

しかし、それ以上に「やってみたい」というワクワクする気持ちが勝りました。

、、、ワクワクが勝りすぎてクライアントワークが疎かにならないように気をつけます。

これまで、人の話を聞くことで自分自身が成長してきた経験があったからこそ、今度は「聞き手」として学びを届けることに強く惹かれたのだと思います。

何かが始まる時、理屈ではなく感情が先に動くものです。

キクミチも、まさにそんな風に、気づけば始まっていました。

おわりに

誰かの“たった一言”が、自分の進む道を変えることがあります。

このキクミチという企画も、まさにそんな一言から始まりました。

「何かやりたいけれど、何をすればいいかわからない」
「自分には実績がないから何もできない」

そう悩んでいたかつての僕が、ようやく自分の旗を立てられたのが、この“キクミチ”です。

もし今、同じようにモヤモヤとした気持ちを抱えている人がいるなら、日々の小さな会話や、心に引っかかる違和感を大切にしてみてください。

そして、自分には何もないと思えても、視点を変えれば、今の自分だからこそできることがあるかもしれません。

きっとそこに、あなたらしい“始まり”のヒントが隠れているはずです。

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