看護師でライターのしょうたさんは、2回直接お会いしたことがある先輩ライターさんです。
九州に住んでいらっしゃるんですが、この1年間で関東に住んでいる僕と2回も会えるなんて奇跡的!
すごくご縁を感じています。
そんなしょうたさんが初回のゲストで本当に嬉しかったです!!
看護師歴14年のベテランで、お子さんが3人いながらも副業で成果をあげ、現在はWebライターで独立をされています。
最高収益は150万円!!
あなたの周りにそんな人いますか?
僕はいません。
お話しできるだけでもありがたい!!
しょうたさんはとても子煩悩でお子さんを心から愛していらっしゃる感じも素敵なんです。
僕なんか
「子供がいて作業ができない」
「家庭があって時間が取れない」
こんな言い訳ばっかりで、自分をしばき回したいですわ。
でも、しょうたさんもWebライターを始めて3年間はあまり成績が出ず、苦労していたそうですよ。
「そんな時代があったんだ」
と驚きました。
苦労を知っているしょうたさんだからこそ、お話しを聞くだけで成長できるだろうなと確信しまして、依頼させていただきました。
このインタビューは
現在足踏み状態が続いるけど将来的にはもっと飛躍して家族のために頑張りたい
そう思っている方は必ず聞いてください。
絶対にためになるお話が聞けるはずです。
そして、インタビューを聞いて行動しましょう。
しょうたさんのように行動できた人こそ、結果が出るはずです。参考にされてみてください。

第1回キクミチスペース
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よーた: さて、10時になりましたので、早速始めていきたいと思います。改めまして、しょうたさん、よろしくお願いします!
しょうた: よろしくお願いします!
「キクミチ」に込めた想いと、ゲスト・しょうたさんの紹介
よーた: このスペースは「聞く道(キクミチ)」という名前で、今日が第1回となります。コンセプトは「誰かの話が、あなたの道しるべになる」。
僕自身、理学療法士の仕事でもライターの仕事でも、人から話を聞くことで学んできた経験が大きいんです。それを皆さんとも共有できたら、まだ駆け出しで悩んでいるライターさんたちの役に立てるんじゃないかと思って始めました。 しょうたさんは、「人から話を聞く」ことの重要性について、どう思われますか?
しょうた: いや、めちゃくちゃ大事だと思いますね。とくに医療ライターの分野って、ネット上に専門的な情報が少ないんですよ。だからこそ、少し先を行っている人の話を聞くというのは、すごく価値があることだと感じています。
よーた: ありがとうございます!まさにそういう場にしたくて。
では、改めてゲストのしょうたさんをご紹介します。僕も2回ほど直接お会いしたことがあるんですが、とても頼りになるライターさんです。元々は看護師さんで…看護師歴は14年、今年4月からは15年目になられる予定だったとか。
しょうた: そうですね、やっていれば。
よーた: 看護師界ではベテランの域ですよね。そこからライターに挑戦されて、最初の3年間はなかなか稼げなかった時期があったそうですが、今では最高月収150万円を記録されたと…!
2023年8月に看護師を退職されて、現在は専業ライターとして活動されています。このご紹介で間違いないでしょうか?
しょうた: はい、大丈夫です。ありがとうございます。
よーた: 本当にすごいですよね…。ちなみに、しょうたさんから見た僕の印象って、一言で言うとどんな感じですか?
しょうた: もう、完全に「いじられキャラ」ですね(笑)。そこがすごく良いところで。
よーた: ですよね!(笑)ありがたいことに、お会いした時も一番いじってくれるのがしょうたさんで、僕のキャラが活きて助かってます。僕から見たしょうたさんの印象は、まず「身長が高い!」(笑)。180cm超えでしたっけ?
しょうた: 180.5cmくらいですね、多分。
よーた: 羨ましい!あとは、いじられキャラの僕に、すごく色々「振って」くれるんですよね。僕は振られないと輝けないタイプなので、本当にありがたいです。若干、振りが雑な時もありますけど(笑)、すごく面白い方です。
しょうた: なるほど(笑)。じゃあ、もっと丁寧にいきますね。
よーた: いやいや、雑で全然いいです!(笑)
3年間稼げなかった苦悩と、情報収集の難しさ
よーた: では本題に入っていきたいのですが、しょうたさんのライターとしての最初の3年間について、詳しくお聞きしたいです。0の状態から、どうやって今に至ったのか。
しょうた: そうですね…まず、ライターになる前、在宅でできる副業を探していて、プログラミングや「せどり」(物販)も試したんですよ。
よーた: へえ!最初からライター一択じゃなかったんですね。
しょうた: はい。きっかけはYouTuberの両学長(リベ大)の動画を見て、「副業したい!」と思ったことでした。せどりをやってみたんですが、店舗に仕入れに行ったり、自分で配送したりする必要があって、結局「在宅で完結しないな」と諦めました。プログラミングも無料教材で4ヶ月くらい勉強したんですけど、もう、さっぱり分からなくて(笑)。
よーた: 4ヶ月も!すごいですね…。
しょうた: いや、全然ダメでした(笑)。それで、最終的に残ったのがwebライターだったんです。これなら完全在宅でできるぞ、と。
よーた: なるほど、目的ありきで手段を選んでいったんですね。そしてライターを始められたわけですが、その最初の3年間は、どんな感じだったんでしょうか?「稼げなかった」とのことですが…。
しょうた: うーん、正直、ワクワク感みたいなものは全くなかったですね。ただただ、眠いというか…。
よーた: 眠い?
しょうた: 当時、看護師の夜勤明けとかにも作業していたので、とにかく常に眠たくて、ボーッとしていた記憶があります。最初の報酬が、確か1ヶ月で10時間くらい稼働して、1000円くらいとかだったかな…。
よーた: 1000円…!
しょうた: でも、めちゃくちゃ嬉しかったですね!自分の力だけで稼いだお金だったので、すごく記憶に残っています。でも、全体としては「しんどかったな」という思いの方が強いですね。いい思い出はあまりないです(笑)。
よーた: 夜勤しながらはキツいですよね…。その3年間、ご自身の中では「足踏みしている」感覚はありましたか?
しょうた: いや、当時はそれすら分からなかったかもしれないです。とにかく一人で黙々とやっていたので。「稼げないな」とはずっと思っていましたけど、1,000円が5,000円に、5,000円が1万円になっていく過程では、足踏みしているというよりは、とにかく必死だった感じですね。
よーた: その頃、もし誰かに相談できていたら、状況は違ったと思いますか?
しょうた: ああ、それはもう全然違うと思います。もっと早く誰かに聞いて、方向性が間違っていないか確認しながら進めていたら、もっと早く成果は出たはずです。自分のやり方が正しいのかどうかも分からないまま進むのは、効率が悪かったですね。やっぱり「聞く」って大事です。
月収20万円からのブレイクスルー:コンサルの衝撃
よーた: その長いトンネルを抜けて、収入がドンと跳ね上がったきっかけは何だったんでしょうか?
しょうた: 実は、月収20万円くらいまでは、結構地道に、ちびちびと上がっていった感じなんですよ。文字単価1円とかの案件を、例えば年末年始に妻と子供が実家に帰省している間に、家に一人で籠って、飲みにも行かず、ひたすら書きまくって無理やり達成した、みたいな。
よーた: 文字単価1円で20万円…!ということは、20万文字近く書いたってことですよね!?それは壮絶ですね…。
しょうた: 本当によく体がもったな、と思います(笑)。タフだったんでしょうね。高校時代の部活(テニス部)とかで、めちゃくちゃ厳しい先生に怒られながらやってきた経験が活きたのかもしれません(笑)。
よーた: なるほど(笑)。で、その20万円から、さらにグッと伸びたのは?
しょうた: そこからコンサルを受けたのが大きかったですね。そのタイミングで受けたコンサルでは、具体的な「書き方」というよりは、「稼ぎ方」や「マインドの持ち方」について教わることが多かったんです。そこで自分の考え方がガラッと変わった感じがします。人とのコミュニケーションもそこで一気に増えましたし。
よーた: やはり、そこでも「人から学ぶ」ことがブレイクスルーになったんですね。
過去の自分へ、そして今悩む人へのアドバイス
よーた: もし、今の知識を持ったまま、ライターを始めたばかりの過去の自分にアドバイスできるとしたら、何を伝えますか?
しょうた: やっぱり「すぐに誰かに教えを乞え!」ですね。一つ教材を買って一通り学んでみる。でも、それだけだと疑問は解消しきれないと思うので、自分が「この人素敵だな」と思う人を見つけて、すぐにコンサルを申し込む。その方が絶対に早い。僕の3年間は長すぎました(笑)。
よーた: 確かに、最初の自己投資をためらってしまう気持ちも分かりますが、本気なら、大学の授業料みたいに、先に払ってしっかり学ぶという選択肢は有効ですよね。
しょうた: そう思います。
よーた: しょうたさんは今、教える立場になられて、多くの方の成果報告を受けていらっしゃいますよね。チップス(Tips)の教材購入者限定のオープンチャットも運営されていて。
しょうた: はい、皆さんの成果報告を聞くのは本当に嬉しいですね。「1円ライターだったのが2円になりました!」とか、「月2万達成できそうです!」とか、どんな小さな報告でも、めちゃくちゃ嬉しいし、教えがいがあります。
よーた: そういう成果を出す方々に共通点はありますか?
しょうた: やはり、自分から積極的に状況を報告してくれる方、質問してくれる方が多い気がしますね。こちらが読み取ろうとしても限界があるので、自分の状況を伝えてもらえると、「そっちじゃなくて、こうじゃないですか?」と具体的な提案ができます。その確認作業が大事だと思います。
よーた: でも、「こんなこと聞いていいのかな」って、質問するのをためらってしまう人もいますよね。
しょうた: 多いですね。なので、僕はなるべくそのハードルを取り除こうとはしています。特にコンサル生の方にはこまめに連絡を取りますし、オープンチャットでも、なかなか発言がない方には僕からDMを送って、「困ってますか?」とか「その後どうですか?」と聞いたりしています。せっかく8月まで(※配信時点)チャットを開設しているので、有意義な場にしてほしいですからね。
よーた: すごい…!そこまで手厚くフォローされているんですね。
しょうた: そうなんです。稼いでいる人ほど、地道な作業を丁寧にやられているんですよね。それと、僕自身、病院の人間関係がキツかった経験があるので、ライターの世界に来て、皆さんの優しさに感動したんです。だから、自分もそういう存在でありたいなと思って。
「書く力」だけじゃない、「稼ぐ力」の重要性
よーた: 看護師のお仕事とライターのお仕事、どちらが大変でしたか?
しょうた: うーん、大変さの種類が違いますが、ライターの方が大変だった気がしますね。看護師は、ある意味、待っていれば患者さんが来て、ケアを提供すれば報酬がもらえる。もちろん1、2年目は大変でしたけど、ある程度の経験を積めば、その「貯金」でやっていける部分もあるんです。でも、ライターは自分から仕事を取りにいかないと、1円も入ってこない。常にアンテナを張って、営業し続けないといけないし、契約だっていつ切られるか分からない。そういう「後ろ盾のなさ」が一番大変ですね。
よーた: 確かに、安定性という意味では全く違いますね。
しょうた: それに、「美しい文章を書く能力」と「SEOで評価される(稼げる)文章を書く能力」って、必ずしもイコールじゃないんですよ。いくら文章が上手くても、営業の仕方とか、単価交渉とか、「稼ぎ方」が分かっていないと、なかなか収入には繋がらない。そこが難しいところであり、重要なポイントだと思います。
よーた: なるほど…。「書き方」と「稼ぎ方」は別物だと。深いですね。
医療ライターのリアル:エビデンス探しの壁
よーた: しょうたさんは医療記事も専門とされていますが、やはりエビデンス(根拠)探しは大変ですか?ここで挫折してしまう人も多いんじゃないかと…。
しょうた: そうですね、特に最近、難しい疾患の解説記事とかを担当すると、聞いたこともないような病名が出てきて、めちゃくちゃ苦労します(笑)。離脱しそうになる気持ちはよく分かります。
よーた: そういう時、どうやって乗り越えているんですか?何かコツはありますか?
しょうた: コツというか、地道な作業ですが、一度たどり着いた信頼できる論文やガイドライン、公的機関のページのURLは、必ずストックしておくようにしています。あとは、どうしても見つからない時。海外の論文まで色々探しても分からない時は、「ここまで探しましたが、見当たりませんでした。どうすれば良いでしょうか?」と、正直にクライアントさんに相談します。もちろん、自分がやったことはちゃんと提示した上で、ですね。
よーた: 構成を作る段階で先に論文を探すか、構成を作ってから後で探すか、どっちが多いですか?
しょうた: うーん、時と場合によりますね。全く知らない分野なら構成を作りながら探しますし、ある程度知識がある分野(例えば僕なら循環器系)なら、バーッと構成を作ってから、裏付けとして探すこともあります。一概には言えないですね。
よーた: なるほど、柔軟に対応されているんですね。ありがとうございます。
まとめ
よーた: あっという間に1時間が経ちました。本当に濃密なお話をありがとうございました。最後に、今日の話をまとめて、しょうたさんからリスナーの皆さんへ、改めてメッセージをお願いできますか?
しょうた: はい。今日お話ししたことの繰り返しになりますが、もし今、ライターとして伸び悩んでいる方がいたら、①一人で抱え込まず、信頼できる人に相談すること(自己投資も検討する)、②「書き方」だけでなく「稼ぎ方」も意識して学ぶこと、この2点をぜひ試してみてほしいです。僕もまだまだ道半ばなので、皆さんと一緒に成長していけたら嬉しいです。
よーた: しょうたさん、力強いメッセージ、ありがとうございます!
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第1回キクミチスペース、いかがでしたでしょうか? しょうたさんの実体験に基づいたお話は、ライターとして活動する上での具体的なヒントや、前向きな気持ちを与えてくれるものばかりでした。
とくに、「一人で悩まないこと」「稼ぎ方を学ぶこと」の重要性は、僕自身の心にも深く響きました。
この記事が、皆さんの「道しるべ」の一つとなれば幸いです。
