先日、フリーランスママライターとして活躍されている、うえひかさんにお話を伺う機会をいただきました。
未経験から育児と両立し、月20万円を達成した仕事術はもちろんのこと、最も心を揺さぶられたのは、ご家族との向き合い方でした。
「夫をたくさん褒めるんです」
「営業で培った『外堀を埋める』技術が家庭でも活きています(笑)」
キクミチ中、うえひかさんはそう語ってくれました。
フリーランスとして、そして一人の家庭人として成果を出すための、ある重要な本質を私に教えてくれました。
それは、「すべての成果の手前には、必ず『会話』がある」ということです。

「何やってるの?」から「頑張ってね」に変わる魔法
「今日も副業がんばるぞ!」
カタカタ…カタカタ…
背後からただならぬ気配を感じて振り返ると、
そこには、覇王色の覇気をギンギンに纏った妻、、、、

「お前、今パソコンいじんなや」
と言わんばかり。
シャンブルズ!!!
その瞬間、僕の体は勝手に流し台へとワープし洗い物をしていた。
、、、
、、、、
なんてことがよくあります。
以前の僕は、家族との会話の重要性を全く理解していませんでした。
もちろん妻が悪いわけではありません。
僕が悪いんです。
*画像がザコシ並みに誇張しています。(纏ったの字、、、)
副業に集中したい一心で、妻や子供に何の説明もないまま、休日でもパソコンに向かう。
僕からすれば「家族のために稼いでいる」つもりでも、
妻からすれば「子供を放っておいて、何をやっているの?」
という状態です。
そこで、うえひかさんから学んだ「対話」を意識して、行動を一つ変えてみました。
作業の前に
「ごめん、〇〇の納期が近いから少しパソコンいじっていい?」と声をかけます。
すると妻から
「いいよ。ただ、明日の準備が終わらないから、先に洗濯物だけ畳んでくれる?」
といった返事がきます。
「わかった」と私が応じる。
たったこれだけの会話があるだけで、まるでATMに思ったより残高があった瞬間くらい世界が変わったかのように感じました。
お互いの状況を理解し、納得した上で時間を確保できるため、後ろめたい気持ちなく作業に集中できるように。
円満な夫婦って休日1日あたりの会話時間は平均4時間30分であるのに対し、円満でない夫婦は1時間未満だというデータがあります。

会話の量が、関係性の質、ひいては家庭の快適さに直結していることは明らかです。
もちろん、「今忙しいのに、よくそんなこと言えるね」と
会話を拒絶されてしまうこともあるかもしれません。
しかし、そうなってしまう原因は、十中八九「日頃の行い」にあります。
普段、家事や育児を全く手伝わない人間が
自分の都合で「時間をくれ」と言っても
パートナーが素直に「いいよ」と言えないのは当然。
練習に一度も来ないのに、試合当日に「レギュラーで出してくれ」と言ってるようなもの。
、、、、何を言っているの?
ってなりますよね。
あ!僕は毎朝6時から洗い物して洗濯物畳んでます。
結局、どちらに転んでも、日々の積み重ねと丁寧な「会話」がいかに大事かがわかります。
パートナーの「YES」を引き出す、うえひか流の極意

では、どうすれば円滑な会話ができるのでしょうか。そのヒントも、うえひかさんの言葉にありました。
「とにかく褒めて気持ちよくさせる」
まさに、自動販売機です。
自動販売機にお金を入れたら、ちゃんとジュースが返ってくるじゃないですか。
けなげでかわいいですよね。
人は、気分が良いと自然と「YES」が出やすくなるかわいい生き物。
いつも自分を褒め、感謝を伝えてくれるパートナーがいたら、「何かお返しをしたい」と思わないでしょうか。誕生日プレゼントをもらったら、相手の誕生日にも何か贈ろうと考えるはずです。
いわゆる「返報性の法則」ですね。
受けた好意に対して、人は「お返しをしたい」という気持ちになります。
うえひかさんが実践する「夫をたくさん褒める」という習慣は、この法則に則った、極めて効果的なコミュニケーション術。
日頃からパートナーを褒め、感謝を伝えて気持ちよくさせておく。
そうすれば、自分が本当に助けてほしい「いざ」という時に、快く手を差し伸べてくれる可能性は格段に上がります。
まとめ
フリーランスとして成果を出すために必要なのは、最新のツールやノウハウだけではありませんでした。最も大切なのは、一番近くで支えてくれるパートナーとの、日々の丁寧な「会話」です。
うえひかさんとの対談で気づかせてくれました。
AI使ってますか?すごく便利で、トレンドになってますよね。
最新のAIは大量のデータを学習して精度を高めます。
フリーランス、副業ワーカーも同じ。
日々の「ありがとう」「助かるよ」というデータを積み重ねることで、
パートナーのYES率が高精度に予測できるモデルが完成します。
