「文章スキルを磨いても、なぜか仕事に繋がらない…」
「AIの進化で、ライターとしての自分の価値が見えにくくなってきた…」
周りを見渡せば、自分よりもうまくやっているように見える人がいて、焦りを感じることもあるかもしれません。
「特別な才能がないと、もうダメなのだろうか…」と。
文章を書くことに集中するあまり、大切なことを見落としていませんか?
「もっと効率的に、もっと上手に」とスキルばかりを追い求め、気づけば読者の顔が見えなくなっていたり、日々のコミュニケーションを疎かにしてしまったり…。
実は、本当に「すごい」と言われる人、仕事が途切れない人は、特別なスキルだけを持っているわけではありません。
ゆうかさんは、文章力以上に「相手を深く思いやる心」を持ち、日々の小さなコミュニケーションを通じて「信頼」を丁寧に積み重ねています。
今回のアフタートークでは、文章力だけでは評価されない時代に、どうすれば「この人と一緒に仕事がしたい」と思われる存在になれるのか「ゆうかさん」との対談を経て考えました。

1. テキストがうまいだけじゃ、もう“すごい”とは言われない
文章を仕事にしていると、つい「書くこと」ばかりに目がいきます。
でも、ゆうかさんを見ていて思ったんです。
優秀なライターさんって、「相手のことをちゃんと見ているか」に現れるんだなって。
- 相手の忙しさを想像して、要点だけでまとめて送る
- 相手が不安にならないように即レスする
こんなの当たり前。
みんなできるようになっている。
けど、ゆうかさんはこれだけではなく気配りがもっともっとできる人だと感じました。
多分音声を聞いてくださったからならわかるはず!
「これは〇〇といった意図ですか?なら△△した方がいいかもです。」
こういう気配りが、できるし、信頼を生むんですよね。
ゆうかさんはおそらくこういったことができる人です。
文章の上手さじゃなくて、人としてのやさしさがにじむ。
「この人と一緒に仕事したい」って思われるのは、たぶん、こういう人だと感じました。
2. 営業しなくても、信頼がつながっていく人の共通点
「営業メール、送ったことほぼないんです」って聞いたとき、正直「えっ、そんなことある?」って思いました。
ただ、ゆうかさんの話を聞いて、「営業メールしたことがない」理由がわかりました。
コミュニティ内でも活動を丁寧にやられている
ゆうかさんは、信頼を貯金するみたいに、毎日ちょっとずつコミュニケーションをとって信頼を積み重ねてる人なんだと思いました。
ライターの仕事はライター内で回っているとよく言われます。
複数のコミュニティに属している方ならわかるかもしれませんが、ライターの仕事がAIによってなくなっている感じはありません。
むしろ、めちゃくちゃあふれている状態です。
そのお仕事はライター内のコミュニティで持っていて、信頼できる人にお願いしているケースがあります。
ゆうかさんはまさにコミュニティで信頼が非常に高いため、仕事が途切れず、優秀なライターになったのだと感じています。
3. AIは便利だけど、「人の気持ち」までは見えない
最近、AIを使って記事を書く人が増えてきてるし、僕も正直、便利で使うことがあります。
でもゆうかさんは、そこにも「相手目線」を忘れていませんでした。
- 情報を整理するためにAIを使う
- 構成を叩き台にする
- でも最後は「読者の顔」を思い浮かべて、自分で整える
これこそゆうかさんの特徴です。
僕にはまだまだ足りないなと感じる視点です。
読者目線であると思っていた自分が恥ずかしくなるくらい、ゆうかさんは読者目線です。
AIは“速さ”をくれるけど、“想い”はまだ自分にしか出せない。
だからこそ、絶対に最後は自分の目で確かめて記事を書きます。
当たり前のように聞こえるけど、ゆうかさんはこの当たり前を徹底されています。
4. 自分の意見を持てない自分が、少しだけ救われた気がした
ゆうかさんは、ちゃんと「自分の意見」を持っていて、ちゃんと発信している。
それがすごく素敵で、でもちょっとだけ、自分が情けなくもなりました。
僕は、人の意見に合わせがちで、「自分の言葉」で話せないときがあります。
ゆうかさんのnoteメンバーシップを見ていると、自分の本音を前面に出されているなと肌がひりつく程に感じます。

でも、いきなり自分の意見だなんて、、、
そう思いますよね。
僕も同じタイプですが、Xの140文字から意見を出してみるのはどうでしょうか?
140文字でいい。
小さくていい。
自分が感じたことを、そのまま書いてみることから始めれば少しずつ自分の意見が持てるようになります。
いい意味で最初は誰も見ていません。
思い切って発信してみてください。
僕も普段からXで発信していますが、自分の意見が出せてないことも多いです。
一緒に頑張りましょう!

最後に:できる人は、特別な人じゃない。
対談を終えて感じたのは、「すごいなぁ」と思われる人は、何か特別な才能があるわけじゃない、ということ。
ただ、“当たり前”を、ちゃんと、丁寧にやっている。
それを毎日、続けている。それだけなのに、できない自分がいた。
でも、今日から少しずつなら真似できるかもしれない。
